今回のレビューについて
尚、今回はよりリアルな使用感と
数値データをお届けするために
企業様より特別に、
『ChargeSpot Wi-Fi』 のデモ機を
お借り致しました。
ご協力いただいた企業様には、
この場を借りて
お礼を申し上げます。
どうも、
エッセンシャリストYuです。
今回は、
- 「3キャリア対応のクラウドWi-Fi×充電器レンタルサービスの融合!
新サービスChargeSpot WiFiを本格レビューしてみた。」
と題しまして、
最近始まったばかりの新サービス
をご紹介したいと思います。
・「安定した通信とコスパの良さ」を求めている方
・過去に起きた携帯会社の電波障害で困った経験がある方
・旅行によく行く方
新サービス『ChargeSpot WiFi』について
『ChargeSpot Wi-Fi』って何?
まずはじめに質問です。
皆さんは、
というサービスをご存知でしょうか?
このブログの読者の方だけでなく、
サービス名から何となく想像できる方も
いるかと思いますが、
超簡潔に言うと、
充電器レンタルサービスである
『ChargeSpot』
×
3大キャリア対応の「クラウドWi-Fiルーター」
この2つを融合したサービスが
なのです
このサービスは今年の6月より
提供され始めたばかりなので、
初耳という方が大多数だと思います。
『クラウドWi-Fi』って何?
クラウドWi-Fiとは、
本体にクラウドSIMを搭載した
Wi-Fiルーターのことを指します。
このクラウドSIMとは、
一般的な携帯会社のSIMカードとは違い、
たとえば特定の一社だけでなく、
複数のキャリアの中から
使用する環境に最適な回線を
自動で選択してくれる仕組みとなっています。
ちなみに、
今回ご紹介する
『ChargeSpot Wi-Fi』 は、
- docomo
- au
- Softbank
この3キャリアに対応しています。
今回レビューするきっかけとなった出来事とは?
正直な話、
ガジェットに関する情報を
日々収集している私であっても
この 『ChargeSpot Wi-Fi』 の
存在すら知りませんでした。
そんな私がなぜ
『ChargeSpot Wi-Fi』 をレビューしようと
思ったのかというと、
つい最近あったある出来事が関係しています。
その出来事とはずばり
です。
私自身、
au回線はサブ回線として
保有していただけなので
全く被害を受けませんでしたが、
私の家族や友人、知人などは
数時間〜数日の間
電話ができないなど
かなりの影響を受けたという話を
たくさん聞いていました。
それからしばらく時間が経った
つい数週間前に、
この 『ChargeSpot Wi-Fi』 を
提供している企業様より
このサービスについての執筆依頼が
やってきました。
私自身、
企業様からの依頼は今回が初めてで
すごく嬉しかったとともに、
このサービス内容を知って
『通信障害への対策として最適なこのサービスを知ってほしい』
と直感的に思ったことから、
今回の記事を書くことを決断しました。
サービス内容・スペック・外観をチェックしてみた
ではここからは、
- サービス内容
- スペック
- 外観
ついてそれぞれ
チェックしていきたいと思います。
サービス内容
まずはじめにサービス内容から
チェックしていきましょう。
料金プラン
- ChargeSpotあり<1回(5日間)」無料>…税込3608円/月
- ChargeSpotなし…税込3278円/月
この2つの料金プランが用意されています。
レンタル時の料金が
1回(5日間)無料となります。
下の画像の通り、
通常のレンタルの場合よりも
お得に利用できます。
※但し、2回目以降のレンタル時には
下の画像の通りに追加料金の支払いが
必要となります。
特にChargeSpotありの『通常プラン』は、
業界最安級の価格設定となっています。
上記料金に加え、
が毎月請求されます。
(金額・支払い有無は今後変動する可能性あり)
いずれもプランも
使用できるデータ通信量は
月間100GBとなっています。
ちなみにデータ使用量
100GBの目安となる画像がこちら。
たとえば外出先での利用だけと
限定化したとしても、
大多数の方には有り余るほどの
大容量であることが
お分かりいただけるかと思います。
100GBを超えた場合、
月末まで速度制限(最大128kbps)が
かかってしまう点には注意が必要です。
本体価格
本体となるモバイルWi-Fiルーターの
ラインナップは現時点では、
『NA01』のみとなります。
この本体は買い切りとなり、
- 一括払い…26400円
- 分割払い…1100円×24ヶ月
どちらかでの支払いが必要となります。
割引サービス
『ChargeSpot Wi-Fi』 は、
Wi-Fiサービス最安値に挑戦ということで
以下のような割引を行っています。
特に初月料金0円については、
他社だと日割りであることが多い点を考慮すると、
月初から利用したい方には
非常に魅力的な割引だと思います。
契約までの流れ
『ChargeSpot Wi-Fi』 の
契約までの流れは以下の通り
非常にシンプルです。
申込み内容次第では、
最短で2日で届くとのことなので
すぐに用意したい方にも
おすすめです。
注意事項
この『ChargeSpot Wi-Fi』 は
「契約」が必要となることから、
注意事項を事前に確認・理解した上で
契約する必要があります。
特に注意すべき点は
以下の2点です。
<契約解除金があること>
自動更新というわけではありませんが、
__2年以内に解約してしまった場合、
- 契約解除金1100円が発生する点__
は把握しておく必要があります。
<支払い方法はクレジットカードのみであること>
クレジットカードを持っていない方で、
『ChargeSpot Wi-Fi』 を検討している方は
まずはじめにクレジットカードを
用意する必要があります。
その他の不明点について
その他にもHPの所々に、
注意事項が記載されています。
本記事では詳しく解説しませんが、
契約前に必ずチェックしておきましょう。
もし記載されていない内容も含め
あらゆる不明点が見つかった場合も
心配ありません。
HP下部に掲載されている
LINE公式アカウント から
問い合わせることで解決できます。
私も実際に質問してみたところ、
質問内容によって
時間を要する場合がありましたが、
確実に回答してくれました。
スペック
次に本体となる
モバイルWi-Fiルーター
『NA01』のスペックを
見てみましょう。
『NA01』のスペックは以下の通り。
(説明書より抜粋)
画面サイズ…2.4インチ
LTE FDD…B1/2/3/4/5/7/8/9/12/13/17/18/19/20/25/26/28/66
LTE TDD…B34/38/39/40/41
WCDMA…B1/2/4/5/6/8/9/19
GSM…850/900/1800/1900
上り最大速度…50Mbps※ベストエフォート方式
下り最大速度…150Mbps※ベストエフォート方式
Wi-Fi…2.4GHz(802.11 b/g/n)
SIMスロット…Nano SIM×1
USBポート…Type-C(入力のみ)
バッテリー容量…3500mAh
入力電力…5V/2A
上記スペックのうち、
注目いただきたい点をピックアップしてみます。
LTE FDD/LTE TDD
以下のマインドマップは
携帯各社が提供している
電波(周波数帯)を
まとめたものとなります。
上記スペックと
照らし合わせると、
___このルーターが携帯3キャリアの
電波を利用できることが
お分かりいただけるかと思います。_
後ほど取り上げますが、
この対応している周波数帯の多さが
最大の武器となります。
上り/下り最大速度
- 上り最大50Mbps
- 下り最大150Mbps
という数値は競合他社と比べた時に
お世辞にも勝っていると言えるものでは
ありません。
しかし、
携帯3キャリア全ての電波が扱えることも加味すると、
高画質で動画を視聴したりしない、
一般的な利用方法であれば
不自由を感じる場面はほぼないと思います。
Wi-Fi
Wi-Fiの周波数は
2.4GHzのみとなっています。
2.4GHzは5GHzよりも
遠くまで電波が飛んでくれる
性質がある反面、
電波干渉しやすい
という弱点もあるのも事実としてあります。
たとえば、
- 電子レンジをはじめとする各種家電
- コードレスの固定電話
- Bluetooth機器
などを起動している環境では、
- 速度が低下する
- 接続が途切れたり不安定になる
といった現象が起きる可能性があることを
理解しておきましょう。
SIMスロット
この『NA01』は冒頭で述べた通り、
3キャリアにクラウドSIMを搭載しているので
SIMカードは不要なのですが、
SIMカードを追加できるスロットが
用意されています。
このSIMトレイは
『ChargeSpot Wi-Fi』 を
契約している間ではなく、
万が一解約した場合に利用するのが
ベターかと思います。
というのも後述しますが
たとえば、
などからも、
『ChargeSpot Wi-Fi』 を
解約した後であっても、
として活用できるのです。
外観
では最後に、
外観を見てみましょう。
パッケージ
内容物
本体
起動画面
起動後、
約30秒〜1分程度ほとで
最適な電波を掴む仕様になっている模様。
※その間はネット接続ができないので注意
ホーム画面
データ利用量 SSID
QRコード接続
QRコードを読み取るだけで、
『NA01』との接続が完了できるので
とても楽です。
SIMカード管理
内蔵されているクラウドSIMではなく、
自身で用意した物理SIMカードを
利用する場合はここをオンにする必要がある。
APN
主要MVNO(格安SIM)だけでなく、
ドコモのAPNまで設定一覧にあったのは
驚きでした。
試しにドコモのSIMカードを
挿入してみましたが、
問題なく利用することができました。
SIMピン
SIMトレイ
Type-Cポート
Type-CポートはPD非対応ながらも、
PD対応充電器&ケーブルに接続しても
問題なく10Wでの充電ができます。
人生初!クラウドWi-Fiでスピードテストをしてみた
様々な場所でスピードテストをしてみた
ではこの記事一番の注目ポイントとなる
スピードテスト結果について
公開していきたいと思います。
ちなみに今回は以下の条件のもと、
後述する各所にてスピードテストを実施しました。
自宅
自宅(ドコモのSIMカード挿入Ver.)
自分のメイン回線である
ドコモのSIMカードを挿入して
計測してみました。
後述しますが、
本家ドコモ回線での通信となるため
クラウドSIM以上の速度が出ました。
職場休憩室
職場休憩室(IIJmioのSIMカード挿入Ver.)
博多駅ホーム
博多駅バスターミナル連絡通路2F
キャナルシティ博多
天神/警固公園
天神/地下街ビジネスレザーファクトリー前
天神/アンカーストア前
天神エリアはどの場所も、
- au
- Softbank
上記2つの電波を掴むことが
出来ませんでした。
どのキャリアの電波を掴んでいるのか知りたいなら…
いかがだったでしょうか。
場所によって速度の違いがあることから、
掴んでいる電波も違うんだろうなぁと
いうことがお分かりいただけたかと思います。
実は上記の結果画像を
よく見ていただくと、
- IIJ
- au
- Softbank
と記載されている箇所があると思いますが、
今回使用したアプリ
『Speedtest』を利用すれば、
今どのキャリアの電波を掴んでいるのかを
簡単に確認することができます。
Speedtest - インターネット速度
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ちなみに、
IIJはdocomo回線を
意味していると思っています。
というのも、
先程の計測結果のうち、
職場休憩室にて
実際に私が所有している
ドコモ回線のIIJmioとクラウドSIMにて
ほぼ同等の速度が出ていました。
この結果をもとに、
- IIJ =docomo
という考えに至りました。
尚、キャリア別の速度を
比較したところ、
- Softbank>au>IIJ( docomo)
という傾向がありました。
ドコモ回線が格安SIM(MVNO)である
IIJを採用していることからも
納得いく結果となりました。
使ってみてわかった『ChargeSpot WiFi』の強みについて
今回デモ機を約1週間ほど
お借りしてメイン回線の代替として
ガッツリ使わせていただきました。
その中でわかった
- 『ChargeSpot Wi-Fi』 の唯一の強み
について解説していきます。
前項の検証結果から、
『ChargeSpot Wi-Fi』 は
- docomo
- au
- Softbank
この3大キャリアの電波に対応しており、
確かに環境に応じて回線を
切り替えていることがわかりました。
そこで私が疑問に思ったのが、
「電波障害が起きた時にはどうなるのか?」
ということです。
こちらについては、
LINEの公式アカウントより
質問したところ、
以下のような回答がありました。
つまり、
もし仮にどこかの携帯会社で
電波障害が起きたとしても、
電波障害が起きていない
利用できる携帯会社の電波を掴める
この仕組みを採用している
『ChargeSpot Wi-Fi』 1台さえあれば、
電波障害に対する不安を解消できるのです。
※3キャリアの電波が全て対応していない
場所では圏外となるのでご注意下さい。
『ChargeSpot WiFi』はこんな方におすすめ!
最後のまとめとして
ここでは、
『ChargeSpot Wi-Fi』 がどういった方に
おすすめなのかを軽く説明します。
「安定した通信とコスパの良さ」を求めている方
今回ご紹介している
『ChargeSpot Wi-Fi』 は、
1. クラウドSIM採用により、docomo/au/Softbankの電波を利用できる
2. 月間に100GBデータ通信が利用できて最安3278円
3. +360円のプランなら、『ChargeSpot』 の5日間レンタルがついてくる
(通常の場合、ほぼ同額330円でレンタルできる時間は6時間未満)
上記3点の特徴を兼ね備えていることから、
- 「安定した通信とコスパの良さ」を
兼ね備えたサービス
だと自信を持って言えます。
特に、充電器レンタルサービスである
『ChargeSpot』 とセットでのサービス展開は
競合他社では行われていないので、
業界の中でも珍しい画期的な手法だといえます。
過去に起きた携帯会社の電波障害で困った経験がある方
この記事の中で取り上げたように、
『ChargeSpot Wi-Fi』 は
仮にどこかの携帯会社で
電波障害が起きたとしても、
電波障害が起きていない
利用できる携帯会社の電波を掴める
この仕組みを採用しています。
つまり、
過去に携帯会社の電波障害で
困った経験がある方の不安を
払拭できる可能性を秘めています。
- docomo
- Au
- Softbank
上記全ての携帯会社で電波障害が発生するという
ありえないような事態が起きない限り、
安心して利用できるのです。
旅行によく行く方
『ChargeSpot Wi-Fi』 を
特におすすめしたい方の特徴はずばり、
- 旅行によく行く方
です。
たとえば、
モバイルWi-Fiルーター
『NA01』があれば、
以下のようなことを実現することができます。
- 旅行時に気兼ねせず、データ通信することができる
- 行く先の電波状況を気にしなくて済む
- 家族や友人とデータ通信量をシェアできる
さらに、
『ChargeSpot』 のレンタルによって、
- モバイルバッテリーを現地で調達&返却できる
- モバイルバッテリーを現在持っていない方は、
新たにモバイルバッテリーを買わずに済む
といったメリットも享受することができます。
つまり、
全ての恩恵を享受することができれば
- 物質的なストレス
- 精神的なストレス(不安)
これらを軽減させることができるので、
旅行によく行く方だけでなく、
旅行でのストレスを低減させたいと思っている方にも
ぴったりなサービスだと言えます。
『ChargeSpot』 のレンタルは、
1回分(5日間)が無料となっているので、
余計な出費をしたくないという方は、
レンタルしたモバイルバッテリーの
残量がなくなった場合は返却せず
ホテル等で充電して再度利用しましょう。
一回レンタルして返却さえしなければ、
5日以内であれば追加料金を払わずに
利用することができるからです。