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どうも、
エッセンシャリストYuです。
今回は、
- 効果アリorナシ?
Ankerの『低電流モード』の有用性を
確認するべく検証してみた。
と題しまして、
Ankerのモバイルバッテリーに搭載されている独自機能の
低電流モードの有用性について
検証していきたいと思います。
・Anker製品のファンである
・低電流モードを知らない方
・Ankerのモバイルバッテリーで
小型デバイスを充電することがある方
Ankerの「低電流モード」について
低電流モードとは?
まずはじめに、
皆さんは低電流モードを
ご存じでしょうか?
低電流モードとは、
- Ankerのモバイルバッテリーに数年前より実装されている充電モード(機能)のこと
を指します。
この機能についてAnker社は、
- イヤホン等の小型電子機器やウェアラブル機器に最適な電流で充電することができます。
と謳った上で、
公式サイトで以下のように説明しています。
モバイルバッテリー本体のボタンを2回押し / 2秒長押しをすると低電流モードになります。
通常モードの場合、機器へ充電する際30mA~70mAを下回ると充電が停止しますが、低電流モードの場合継続して充電ができます。
低電流モードは、イヤホン等の小型電子機器やウェアラブル機器などの電池容量が少ない機器を充電する際に最適なモードです。
ご注意
低電流モードは2時間で自動でOFFになります。
※公式サイトより引用
低電流モードの使い方
この低電流モードの
オン/オフ切り替えの動作は
すごくシンプルなものになっています。
本体の電源ボタンが
全て青色の状態が通常モード。
これはAnker製品愛用者なら
ご存じな光景でしょう。
そして、この電源ボタンを
- 2度押し
- 2秒長押し
いずれかをすることで
1つだけランプの色が緑に変わります。
この状態こそ、
低電流モードが起動しているサイン
となります。
あれれ?そもそもAnkerって…
ここまでの説明を聞いた中で、
Ankerのコアなファンの方であれば
このような疑問を抱いたのではないでしょうか?
「Ankerって、PowerIQがなかったっけ?」
と…。
そう、Ankerはかなり前から
接続した機器を即時認識し、
その機器に適した最大のスピードでの
急速充電を可能とする
という独自テクノロジーを採用しています。
このテクノロジーがあれば、
Bluetoothイヤホンやウェアラブル端末といった
バッテリー容量が少ないデバイスであろうと
自動認識し最適な電流で充電してくれるのでは?
と思う方が出てきてもおかしくありません。
(現に私はすぐにこの思考に至りました。)
【検証】実際に測定してみた
「論より証拠」ってことで、
実際に低電流モードに
有用性があるのかを確かめるべく、
測定器を用いて検証してみました。
検証①
条件
- 低電流モード搭載のモバイルバッテリー、
PowerCore 10000 PD Reduxを使用。 - 充電したデバイスと
充電方法は以下の通り。①WH-1000XM3
→オウルテック USB Type-Cケーブルで充電。 - 計測する電圧チェッカーは
ルートアール RT-USBVA3を使用。
結果
デバイス | ① | ② | ③ |
---|---|---|---|
通常モード時 | 0.43A | 0.45A | 0.35A |
低電流モード時 | 0.43A | 0.45A | 0.35A |
ご覧頂いた通り、
数値的には全く意味を成していないように感じます。
ですが今回の検証で
確認できなかったのですが、
冒頭で引用した
通常モードの場合、機器へ充電する際30mA~70mAを下回ると充電が停止しますが、低電流モードの場合継続して充電ができます。
という部分では効果があるのかも知れません。
検証②
条件
- 低電流モード搭載のモバイルバッテリー、
PowerCore 10000 PD Reduxを使用。 - 充電したデバイスと
充電方法は以下の通り。①WH-1000XM3
→3in1 充電ケーブルで充電。②ST-XS2
→3in1 充電ケーブルで充電。 - 計測する電圧チェッカーは
ルートアール RT-USBVA3を使用。
結果
デバイス | ① | ② |
---|---|---|
通常モード時 | 0.43A | 0.45A |
低電流モード時 | 0.43A | 0.45A |
※備考
3in1充電ケーブルは
最大1A対応と低スペック。
2つの検証結果から導いた結論
この2つの実験結果から
導いた私の結論がこちらとなります。
- 低電流モードのオンオフによる電力出力は差異はない
- 小型デバイスを満充電させるという意味では効果はあるのかもしれない。
【結論】「低電流モード」は必要する方を選ぶ機能
私は今回の検証の仕方を
誤ってしまったため、
テーマである有用性の有無を
断定することができませんでした。
しかし、
Ankerの低電流モードは
必要とする方を選ぶ機能
だということはわかりました。
必要とする方の特徴として挙げられるのは、
- 小型デバイスを満充電したいと思っている方
ぐらいでしょうか。
そういった意味では、
万人に刺さる機能ではないものの、
- Bluetoothイヤホン
- ウェアラブル端末
などの小型デバイスを多用している方にとっては
あって損しない機能だと思います。
この記事を読んで、
低電力モードに
興味を持った方はぜひ私の代わりに
有用性があるのか否かを確認してみてください。
今回の記事は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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