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最小の手順でメモできるAIボイスレコーダー『Plaud NotePin S』を試してみた。

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どうも、
エッセンシャリストYuです。
今回は、Plaud Japanから提供いただいたウェアラブルAIボイスレコーダー「Plaud NotePin S」をレビューします。
私が試したかったのは、会議の議事録を効率化できるかではありません。日常生活の中で思いついたアイデアや、夜のジャーナリングを、できるだけ少ない手順で記録し、あとから活用できる形に変えられるかどうかです。
先に結論を言うと、Plaud NotePin Sは、メモを取るための道具というより、思考の断片を残し、文字起こしや要約、AIによる整理へつなげるための入口として、私の使い方では満足度の高いデバイスでした。
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なお、本記事はPlaud Japanから製品提供を受け、Plaud AIのProプランを利用したうえでのレビューです。購入した製品ではありませんが、実際に日常のメモやジャーナリングで使用した感想を中心にまとめています。
この記事はこんな方におすすめ!
・スマートフォンの画面を見ずに、夜のジャーナリングを続けたい方
・移動中や両手が塞がっているときにも、思いついたことを残したい方
・録音した内容を文字起こし・要約し、AIやマインドマップで活用したい方
利用したいと思ったきっかけ
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私は、メモやジャーナリングについて、以前からいくつかの課題を抱えていました。
アナログのメモでは、メモを取るためにメモ帳やペンを持ち歩く必要があります。ペンのインクやリフィルの残量を気にしなければならず、書くスペースがなくなれば、メモ帳そのものを交換しなければなりません。
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私が長年愛用している薄いメモ帳は、机の前で考えを深めたり、図解したりするにはとても便利です。しかし、移動中や両手が塞がっている状態でメモを取るのは難しい。また、書いた内容をあとから活用するには、スキャンや転記といったデジタル化の手間も必要になります。
デジタルのメモにも別の課題があります。スマートフォンやApple Watchでメモを取ろうとすると、メモアプリを開くまでに通知や他のアプリが視界に入ります。メモを始めるまでの誘惑が多いと、「何をメモしようとしていたんだっけ?」となることもありました。
夜にジャーナリングをする場合は、画面を見ることによる負担も気になります。私は、夜のジャーナリングで画面を見続けると、寝つきや睡眠の質に影響しているように感じることがありました。これはあくまで個人の感想です。
さらに、メモの数やジャンルが増えるほど、あとから使える形にまとめる作業が面倒になります。記録すること自体はできても、記録したアイデアを整理し、記事や行動へつなげるところで止まってしまうのです。
Plaudの存在は以前から知っていました。ただ、当時のカード型製品は、スマートフォンの背面に取り付けたり、単体で持ち歩いたりする必要があるため、正直なところあまり興味を持てませんでした。
その点、Plaud NotePin Sは「身につける」ことを前提にしています。録音ボタンを押すとき以外はハンズフリーで使えるうえ、マグネットピン、クリップ、ネックストラップ、リストバンドの4通りの装着方法に対応しています。
この製品なら、紙のメモ帳では記録しにくい場面や、スマートフォンを開きたくない時間帯のアイデアを拾えるのではないか。そう考えていたところ、今回Plaud Japanから提供いただき、実際に試す機会を得ました。
「Plaud NotePin S」について
スペック一覧
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製品名 | Plaud NotePin S |
| サイズ | 51×21×11mm |
| 重量 | 17.4g(マグネットピンを除く) |
| バッテリー | 320mAh |
| 連続録音 | 最長20時間 |
| スタンバイ | 40日間 |
| ストレージ | 64GB |
| マイク | MEMSマイク×2 |
| 最適録音範囲 | 3mまで |
| 接続 | Bluetooth 5.2/Wi-Fi |
| フル充電時間 | 約2時間 |
| 録音モード | 対面録音のみ |
| 装着方法 | マグネットピン、クリップ、ネックストラップ、リストバンド |
| 紛失対策 | Appleの「探す」に対応 |
| 文字起こし | 112言語、話者ラベル、カスタム用語など |
| 無料文字起こし時間 | 本体購入者向けに月300分 |
| 通常価格 | 28,600円(税込・通常価格。販売価格は変動) |
ポイント
同梱内容
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Plaud NotePin Sには、本体に加えて、マグネットピン、クリップ、ネックストラップ、リストバンド、充電ドック、充電ケーブルが同梱されています。
4種類の装着用アクセサリーが最初から揃っているため、別売り品を追加しなくても、胸元に留める、首から下げる、手首に装着するといった使い方を試せます。詳しい同梱内容は、Plaud NotePin Sの公式製品ページでも確認できます。
装着&録音:4種類のアクセサリーと物理ボタン
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Plaud NotePin Sには、マグネットピン、クリップ、ネックストラップ、リストバンドが付属します。その日の服装や使う場面に合わせて装着方法を選べるため、机の上に置いておくボイスレコーダーとは違った使い方ができます。
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本体には物理ボタンが搭載されており、長押しで録音を開始し、短押しで重要な瞬間をハイライトとして記録できます。画面を開いてアプリを探す必要がないため、思いついた瞬間の記録に向いた設計です。
Plaud公式の長友佑都さんのインタビューでも、装着していることを忘れるほどのコンパクトさや、胸元に装着してボタンひとつで記録できる点が紹介されています。これは公式インタビューから見える製品価値であり、私自身の使用感とは分けて考える必要があります。
入力&理解:ハイライト、テキスト、画像で文脈を補える
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Plaud NotePin Sは、録音中に重要な瞬間をハイライトとして記録できます。さらに、Plaudアプリでは録音データへテキストや画像を追加できるため、音声だけでは伝わりにくい背景や、自分が重視したいポイントを後から補足できます。
例えば、思いついたアイデアを音声で残したあとに、参考にした写真や補足メモを加えておけば、AIがそれらを含めて内容を整理できます。単に音声を保存するだけでなく、記録したときの文脈を残せる点が便利です。
要約&活用:文字起こし・要約・Ask Plaud・図解へつなげられる
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Plaud NotePin Sは、録音して終わりではありません。Plaudアプリでは、録音した音声を文字起こしし、要約や話者ラベル、カスタム用語などを使ってあとから整理できます。公式情報では、112言語の文字起こしや、1万種類以上の要約テンプレート、多次元要約、Ask Plaudなどが案内されています。
Ask Plaudを使えば、録音内容について自然な文章で質問し、必要な情報を探したり、要点を深掘りしたりできます。また、要約だけでなく、録音内容を図解やインフォグラフィックへ変換する機能も用意されています。会議の整理だけでなく、頭の中にあるアイデアの関係性を視覚化する用途にも活用できます。
私が確認した範囲では、録音、文字起こし、ノート、マインドマップなど複数の形式へ出力できます。後述するように、私はジャーナリングをNotionへ移したり、アイデアをマインドマップアプリへ読み込んだりするために使っています。
Plaud MCPで、録音データをAIの処理につなげられる
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私がNotePin Sで特に便利だと感じたのは、Plaudに保存した録音データを、MCP対応のAIから参照して処理できる点です。これはNotePin S本体だけの機能ではなく、Plaudに保存された録音をAIクライアントへつなぐための連携機能です。
Plaud MCPの公式ドキュメントでは、録音一覧の検索、録音の詳細情報、AIが生成したノート、タイムスタンプや話者ラベル付きの文字起こしを取得する方法が案内されています。
録音したデータを、あとからAIで検索・要約し、必要な情報だけを別の場所へ移せる。私にとっては、この「記録したあと」の活用まで考えられる点が、一般的なボイスメモだけでは得にくい価値だと感じました。
実際に使ってみた感想
私の用途で感じた使いやすさ
Plaud NotePin Sを実際に使ってみて、私の用途では使いやすいデバイスだと感じました。
特に、メモを取るためにスマートフォンの画面を開く必要がないこと、身につけたまま録音できること、録音後のデータをAIで活用できることが、当初抱えていた課題の解決につながりました。
最長20時間の連続録音に対応するバッテリー性能
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最長20時間の連続録音に対応するバッテリー性能は、NotePin Sの気に入っている点です。公式仕様では、連続録音は最長20時間、スタンバイ時間は40日間となっています。
長時間使う機器では、使いたいときに充電が切れていることが大きなストレスになります。その点、日中のアイデアメモやジャーナリングに使う範囲では、バッテリー残量を過度に気にせず使えました。
Type-Cケーブルで充電できるのもありがたいところです。ただし、充電には付属の充電ドックを使うため、ケーブルだけで本体を直接充電できるタイプではありません。充電ドックを定位置に置いて運用することが前提になります。
小さいデバイスだからこそ「探す」に対応しているのが安心
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NotePin Sは小さなデバイスなので、特にクリップで使っているときは、紛失が少し怖く感じます。
その点、Appleの「探す」ネットワークに対応しているのはありがたい。なくさないことが一番ではありますが、万が一のときに探せる可能性があるだけでも、日常的に身につけて使うハードルが下がります。
私がこれまで見てきた他社製品では、Appleの「探す」に対応していないものも多かったため、これは製品を選ぶうえでの優位点だと感じました。
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音を鳴らすことも可能なので万が一紛失した際に探しやすそうです。
文字起こしは、プライベートなメモなら実用的
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文字起こしは、私のプライベートなメモやジャーナリングで使う範囲では、実用的に使えました。
カスタム用語を登録していなくても、それなりに正確な文字起こしができていました。少なくとも、あとから内容を読み返し、要点を整理するための素材としては十分に使えます。
一方で、専門用語が多い業界で使う場合は、カスタム用語を登録したほうが精度を高めやすいでしょう。Plaudには医療、法律、金融など10種類以上の用語集が用意されているため、仕事で使う場合は自分の分野に合う設定を確認したいところです。
出力形式が多く、記録したアイデアを活用しやすい
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NotePin Sを使っていて便利だと感じたのが、録音したデータをさまざまな形式で出力できることです。私が確認した範囲では、以下の形式に対応しています。
- 録音:MP3、WAV
- 文字起こし:TXT、SRT、DOCX、PDF
- ノート:TXT、Markdown、DOCX、PDF
- マインドマップ:JPEG、Markdown
ジャーナリングや会議など、記録をそのまま保管したい場合はノートのPDFを使えます。Markdownで出力してNotionへ転記することもできます。
一方、アイデアや思考の原石を残したい場合は、マインドマップ形式が便利です。Markdownをマインドマップアプリへ読み込み、そこへ追記を繰り返してアイデアを育てていく。長年メモをマインドマップで管理している私にとって、この使い方は試したかった運用に近いものでした。
MCP連携で、夜のジャーナリングから画面を遠ざけられた
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私が現在行っている運用は、夜9時までにPlaud NotePin Sでその日のジャーナリングを録音しておくというものです。
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夜9時になると、ChatGPT側でPlaudの録音データを検索します。「今日の日記」という言葉から始まり、録音日が当日になっているファイルを特定し、あらかじめ指示しておいた形式へ整形したうえで、ジャーナリングを蓄積しているNotionデータベースへ転記します。
この運用に変えてから、夜のジャーナリング中に画面を見る時間を最小限にできました。画面を見るのは、Plaudの録音データをデバイスから転送・同期するためにアプリを開いている間だけです。
転送と同期が終われば、画面を見ずにAIがジャーナリングをデータベースへ転記してくれます。結果として、夜にスマートフォンを操作する時間が減り、入眠しやすくなったように感じています。睡眠の質についても以前より向上したように感じますが、これはあくまで個人の感想であり、製品による効果を保証するものではありません。
私にとってPlaud NotePin Sは、録音機能だけで評価する製品ではありません。記録した音声をAIへ渡し、あとから自分の知識や文章へ変換できるところまで含めて、価値を感じています。
使う前に知っておきたい注意点
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まず、デバイスで録音したデータをPlaudアプリへ転送するには、アプリを起動する必要があります。私のようにAIによる定時処理を行う場合、録音しただけで自動的に処理されるわけではありません。
私は自動化アプリを使い、決まった時刻にPlaudアプリを自動起動するよう設定しています。録音からAI処理までを完全に自動化したい人は、アプリを起動して同期する工程まで含めて設計する必要があります。
また、Plaud NotePin Sは電話アプリの通話録音には対応していません。通話録音を主な目的にする場合は、通話録音に対応しているPlaud Note Proなど、別の製品を選んだほうがよいでしょう。
スピーカーフォンにすればNotePin S側のマイクで音声を拾うことはできますが、電話アプリの通話録音機能に対応しているわけではありません。
料金面では、本体購入者向けの無料Starter枠に毎月300分の文字起こし時間が含まれます。私のようにジャーナリングや発想メモを中心に使うなら十分だと感じましたが、会議の議事録や長時間の文字起こしを頻繁に行う人は、有料プランも検討したほうがよいでしょう。
最後に、他者がいる空間で録音するときは、必ず相手に録音することを伝え、許可を得てください。相手に無断で録音したり、服の中に隠して録音したりする使い方は避ける必要があります。録音できる機器だからこそ、使ってよい場面かどうかを先に判断することが大切です。
どんな方におすすめ?
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Plaud NotePin Sは、次のような方におすすめです。
- ジャーナリングや日記など、毎日記録したいことがある人
- これからジャーナリングや日記の習慣を身につけたい人
- アイデアはたくさん浮かぶものの、あとから活用できていない人
- 録音データを文字起こし・要約し、マインドマップやPDFなどへ変換したい人
- 日常的にChatGPTやCodexなどのAIエージェントを使っている人
- 移動中や両手が塞がっているときにも、思いついたことを残したい人
人によっては、話すほうが紙に書くよりも習慣化しやすいでしょう。また、記録した内容をAIで整理し、次の行動や記事の材料へ変えたい人にとっては、録音後の活用機能が魅力になります。
私も今後、このPlaudとAIエージェントを組み合わせて、このブログの記事執筆を効率化する仕組みを構築したいと考えています。
一方で、紙に書くことで考えを深めたり、図解したりすることが目的なら、薄いメモ帳のほうが向いています。短い音声メモをたまに残すだけなら、すでに持っているApple Watchやスマートフォンで十分でしょう。
そのうえで、手を使えない場面の記録、長時間の録音、文字起こしやAI処理までを一つの流れにしたい人には、Plaud NotePin Sが適しています。
最後に
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今回は、Plaud Japanから提供いただいたPlaud NotePin Sを試してみました。
人生で初めてAIボイスレコーダーを使いましたが、実際に使ってみると、私の用途では大きな不満はなく、満足しています。
特に、メモ魔である私にとっては、思いついたことを話すだけで記録でき、その後の文字起こしや要約、AIとの連携までつなげられる点が魅力でした。薄いメモ帳を置き換えるのではなく、紙では記録しにくい場面を補うデバイスとして、今後も使い続けたいと思っています。
Plaud NotePin Sが気になった方は、公式リンクから詳細をご確認ください。
- Plaud NotePin S(公式サイト)
- Plaud Note Pro(公式サイト)
- クーポンコード:Plaud2026AI(1,500円OFF)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。